出産後、慣れない育児に奔走していると、つい忘れがちになってしまう出産内祝いですが、せっかくお祝いをいただいたのだから、心をこめてお返ししたいものです。ここでは、出産内祝いの相場や贈る時期、人気のギフトについて紹介します。出産内祝いの相場は、一般的には、いただいたお祝いの3分の1から2分の1程度の金額です。ただし目上の方から、高価なお祝いをいただいた場合は、きっちりと半返しにするとかえって失礼になるため、ありがたく頂戴して、感謝の気持ちをお返しするようにしましょう。
出産内祝いを贈る時期は、生後1ヵ月ごろのお宮参りの後を目処にしましょう。遅くともお祝いをいただいてから2ヶ月後までには贈るようにしておくとよいです。しかし、この時期は人によっては体の調子もまだ本調子ではありません。そのため、遅れてしまっても先方も事情は承知しているでしょうが、お詫びの言葉を添えて贈ったほうがよいでしょう。
また、妊娠中にある程度贈るものを検討しておくと、出産後スムーズに内祝いを贈ることができます。内祝いに人気のギフトは、日持ちのするお菓子やタオル、食器などの日用品などです。また最近では、子供の名前や写真をお祝い品にプリントする名入れギフトも増えてきたので、祖父母や両親など親しい親類にはこのような贈り物を選ぶのもよいでしょう。ギフトにつけるのしは、蝶結びで紅白の水引を選び、水引の上には「内祝」、下には子供の名前を書きます。
出産内祝いは、子供の名前を披露する意味合いもありますので、名前にはふりがなを振っておくとよいでしょう。
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